当院は1992年の開業以来、長年に渡る不妊治療の実績と、年間1000件以上に及ぶ海外からの治療受け入れ経験を重ね、またその海外対応専門部門も設けております。
台湾では2007年に人工生殖施行が制定されて以来、国による厳しい管理の下、第三者の生殖細胞による体外受精・不妊治療が行われています。
当院では人工生殖法施行後、まもなく精子提供の治療を開始し、
これまでに1000名以上の患者さまが精子提供の治療を受け、新しい家族を迎えられました。
誇り
台湾政府が公開している生殖医療に関する統計によると、台湾における精子提供治療の1/3が当院で行われています。

当院の毎年の精子提供治療数 | ||||||
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年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
治療數 | 61 | 45 | 47 | 40 | 60 | 37 |
迅速
ドナーとのマッチングをお待たせしません。提出された条件により、1ヶ月~3ヶ月程度の所要時間が目安となります。
サービス
患者様一人ひとりを的確に診断し、それぞれにあわせた最良の治療を行っています。再診の数を減らし、より便利な治療を提供いたします。公式アプリで検査結果・スケジュール・胚情報の確認ができます。
安心
当院のドナー登録希望者は、「電話での初回面接」・「コンサルタントとの面接」・「医師との面接」・「健康診断」などの審査を通過してから、精子採取の準備を始めることができます。
ドナーは厳格な基準をクリアした20~30歳、170cm以上の大学学歴保持者で、精液検査でも厳しいチェックを行っています。
健康診断 | コウノトリ生殖医療センター | 他院 |
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基本検査
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✔ | ✔ |
生理検査
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✔ | ✔ |
精神疾患 |
✔ | ✔ |
遺伝性疾患
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✔ | ✔ |
特殊健康診断
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✔ |
また、当院では問診で以下を確認しています。
家族の遺伝性疾患の有無・家族の精神疾患の有無・癇癪・血友病・色盲などの有無。
喫煙・アルコール依存症・薬物摂取などの有無。
成績

台湾の精子提供と日本の精子提供の違い
現在、日本では精子提供治療に関する法の整備はされていません。
一方、台湾では国の法律・管理の下で精子提供が行われています。
日本のクリニックや病院での精子提供治療では、一般的に人工授精(AID/非配偶者間人工授精)が行われ、体外受精にステップアップする場合、実施には様々な条件があります。
日本では出自を知る権利に「15歳以上の希望者」とありますが、人工授精(AID/非配偶者間人工授精)に関しては、提供者(精子ドナー)を知ることはできず、また精子ドナーも自身の精子が、どのご夫婦に提供されたかを知ることはできません。
台湾も日本同様、精子ドナー・提供を受ける夫婦・生まれてくる子供が、互いの情報を知ることはありません。
日本 |
台湾 | |
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法律 |
整備なし |
整備あり |
対象 |
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出自を知る権利 |
15歳以上 |
知ることはできない |
真実告知 |
極力、伝えるように指導 |
夫婦間で話し合い、 |
治療方法 |
条件あり
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選択が可能
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ドナー |
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準備期間 |
医師との面談や、精子提供を受けるにあたっての講習などを経て、治療へ |
初診後、1~2か月でドナーマッチング完了、四親等審査後、採卵周期(人工授精)へ |
また、当院では問診で以下を確認しています。
家族の遺伝性疾患の有無・家族の精神疾患の有無・癇癪・血友病・色盲などの有無。
喫煙・アルコール依存症・薬物摂取などの有無。