タイミング法(TSI)

 

タイミング法とは何ですか?

排卵の時期に性交渉をもってもらうことを「タイミングを取る」と表現します。
タイミング法とは排卵日の前に超音波検査で卵胞の大きさを確認し、排卵促進剤の注射時間を判断します。また、性交渉の日時と回数を医師が指示し、黄体ホルモン剤の補充により妊娠をサポートする治療方法です。

 

タイミング法は私に適していますか?

対象:30歳以下で、少なくとも片側の卵管の通りが良好の方
妊娠率:10~15%
治療期間:2~3ヶ月

 

タイミング法の流れ

・生理の12日目:経腟超音波

経腟超音波検査で大きな卵胞の有無が確認できます。
(卵胞径>14mmは中くらいで、卵胞径>17mmは大きいです。)

・生理の約12日目:排卵促進剤の注射

卵胞の大きさにより、排卵促進剤を注射する時間を決定します。
(注射後36~40時間で排卵します)

・タイミングを取る(性交渉)期間

卵胞確認後、医師が指示した特定の時間に性交渉を持ちます。終わった後、精子が子宮に向かいやすくするためお尻の下に枕を敷き、30分間横になります。

・黄体ホルモン剤の補充開始

医師の指示の下、子宮内膜を安定させるため、黄体ホルモン剤を処方し、15日間使用することが可能です。薬を服用している間は月経がありません。真っ赤な出血がある場合は、当院にご連絡ください。(あるいはお近くの婦人科を受診してください。)

・妊娠判定 β-HCG test

15日間の薬を飲み終わって、3日後に生理が来なければ、予定通り妊娠判定を行います。
生理が来た場合、今後の治療について医師と相談します。

 

タイミング法の費用はいくらですか

治療 費用
超音波 1回 500台湾ドル
(約16米ドル)
排卵促進剤 約3000台湾ドル
(約100米ドル)
黄体ホルモン剤 500~1000台湾ドル
(約15~33米ドル)

上記は参考費用です。
薬の処方により、費用が異なります。

よくある質問
 

2、3ヶ月行っても妊娠しない場合はどうすれば良いですか
・タイミング法はあくまでも、超音波検査の卵胞の状態から排卵日を予測し、ご夫婦に適切なタイミングを取る(性交渉)の日時と回数を医師が指示し、黄体ホルモン剤の補充により妊娠をサポートする治療方法です。簡単な治療方法ではあり、妊娠率は10~15%です。

卵巣機能の低下や子宮環境の異常などの複雑な要因により妊娠が困難な場合、タイミング法を行い妊娠するという目標を達成することはより困難です。

タイミング法を2~3ヶ月ほど行っても妊娠しない場合は、医師の指示により、卵巣機能検査(AMH)や卵管造影検査(HSG)を受け、人工授精にステップアップすることをお勧めします。
生理12日目に、中くらい~大きな卵胞が見られない場合、どうしたらいいですか?
→ 医師の判断により、再診する日を指示し、卵胞の大きさを引き続き確認します。
自己注射が難しい場合、どうしたらいいですか?
排卵促進剤は皮下注射です。注射方法は難しくなく、患者様ご自身で打つことができます。注射処方時に、当院スタッフが注射の方法を注射の打ち方に関する動画を用いてご説明します。

ご自身での注射が難しい場合

1.当院の問診時間にご来院ください。
医療スタッフが注射いたします。(注射はご自身で保管ください。)


2.当院からお渡しする処方箋をもって、当院と協力している医療機関にご来院ください。医療スタッフが注射いたします。
(先に、当院スタッフに協力している医療機関で注射したい旨をお伝えください。当院より予約をいたします。)