「Good Morning」私の愛しい子! AIを活用した卵子提供 

卵子提供を考慮しているご夫婦が「子どもの健康」以外で気にされることは何でしょうか?また、よく見落とされがちですが、実はそれ以上に重要なことは何でしょうか?正しい情報はどこで得ることができるのでしょうか?

2025-04-18

「Good Morning」私の愛しい子! AIを活用した卵子提供 

若い頃に卵子を凍結する機会がなかった場合は、どうすればよいのでしょうか?もし子どもを望まないのであれば別ですが、どうにかして卵子を探すしかありません。夜が明ければ朝が来るように、希望は必ず訪れます。「誰が私のもとに来てくれるのか?」――実は、誰が来るかは問題ではありません。ただ、「おはよう」と声をかけてくれる人がいれば、それだけで幸せなのです。

一言の「おはよう」が、心をいっぱいに満たしてくれる。それだけで十分です。

iVie第55号(院内季刊誌)の表紙を飾った主役の姿姿(ジジ)さんは台南出身で、まだ34歳という若さで「早発卵巣不全(POI)」の状態でした。「卵子バンク」を通じて、子どもに「Good Morning(おはよう)」という愛称をつけたほど、ご夫婦はこの授かった命を深く愛しています。

卵子提供を受ける家庭が最も恐れることは何でしょうか?それは「親族や友人に知られること」です。100組のご夫婦のうち、オープンにしているのはわずか1組以下というデータもあります。しかし、姿姿さんたちは驚くほど率直にその経験をオープンにしています。なぜでしょうか?きっと、普通とは違う考え方をお持ちなのです。「世界を変えたい」あるいは「世界をもっと美しくしたい」と思っているのかもしれません。どちらの想いも、心から賞賛せずにはいられません。



 

高品質な卵子バンクとAIマッチングでお待たせしません!


当院は20年以上にわたり卵子提供サービスを提供しており、これまでに少なくとも3,000組以上のご家庭の「子どもを授かりたい」という願いを叶え、3,600人以上の赤ちゃんの誕生に寄り添ってきました。2022年からは「卵子バンク」の提供を台湾全土の生殖医療センターに広げ、「Good Morning」も別の地域でフォローすることにより誕生したケースです。南北を行き来する負担が軽減され、「地域を超えた移植」によって誕生した家庭はすでに353組にのぼります。現在、台湾全体の約3分の1(30数カ所)の生殖医療センターが「愛生育」の顧客となっています。

卵子提供を検討しているご夫婦が「子どもの健康」以外で最も気にされるのは「顔が似ているかどうか」です。当院の公式サイトで「卵子提供」をクリックしていただくと、ドナーの「登録率はわずか7.6%」という厳しい選考基準に驚かれるかもしれません。100人の登録者のうち、実際に採用されるのはわずか8人で、年齢は30歳以下、AMH(抗ミュラー管ホルモン)値が3以上という条件が設けられています。このような厳選の結果、「融解後の培養率」も高く、常に「十分なストック」が維持されています。希望条件を3つ入力するだけで、AIマッチングにより80%以上の類似度を実現しています。信じられないという方は、「57歳の人生の夢」動画をご覧ください。双子の赤ちゃんはご両親にそっくりです!



 

「卵子バンク」の導入には高いコストとリスクが伴います。莫大な「初期の設備投資」だけでなく、「維持管理費」や「初期コストをすぐに回収できないリスク」も小さくありません。運営初期には未回収率が20%にも達しましたが、これは一般的な生殖医療センターには耐えられないリスクです。Covid-19以降、共有の理念のもと、「愛生育」はサービスを拡大し、「台湾国内に5カ所、香港と東京に各1カ所」の合計7つの拠点を設け、アジア太平洋地域の医師からの紹介にも対応しています。

2019年には、約170組の日本人ご夫婦、300組以上の香港・マカオのご夫婦、同じく300組以上の中国本土からのご夫婦が、はるばる台湾まで訪れ「当院の卵子バンク」を利用されました。日本版公式サイトをご覧いただければ、私たちがすでに440組の日本人のご家庭に「子どもと暮らす日々」を届けていることをご確認いただけると思います。この数は現在、台湾で最も多い実績です。

 

費用より結果、コウノトリは成績公開にこだわります!
 

卵子提供であれ、卵子凍結や体外受精であれ、最も大切なのは「結果」です。どうすれば最小限の費用で元気な赤ちゃんを迎えられるのか。現在、公的機関から各生殖センターの「それぞれの実績」は公開されておらず、「信頼できる実績データ」がないため、結局は費用の比較が中心になり、最も安い料金のクリニックが選ばれてしまうのが現状です。



 

卵子提供」ページをよく見ると、「1回のマッチングで出生率92%」という文言も目に入るかと思います。これは、100組のご夫婦が1回のマッチングで「92組」が、うち20組は双子の元気な赤ちゃんを授かっていることを意味します。逆にいえば、「8組」のご夫婦は「2回以上のマッチング」が必要だったということです。こうした特別なケースの多くは、母体側に「免疫の拒絶反応」や「高血栓」などの要因があり、繰り返し移植が失敗したり流産を経験することが原因です。詳細はHPのトップページ、「卒業生」からご覧いただけます。

メールマガジン(無料)に登録いただくと、毎朝6時には「本日の卒業生」と「コウノトリ便り」の朝刊メールが届きます。2024年3月、当院は業界に先駆けて「透明性のある成績公開」を始めました。しかし不思議なことに、それから1年以上経った今でも、他の生殖医療センターが追随していないのです。

 

卵子提供の3つの特典


すべての物事には「特典」があります。「価格が安い」ことは、わかりやすいメリット(=割引)ですが、その裏にある見えにくい落とし穴、たとえば品質、保証、心のサポートや、追加費用などについて、慎重に見極めることが大切です。

当院の卵子提供には、以下の3つの大きな特典があります。

  1.  検査の特典:
    当院では、30歳未満の厳選された若い卵子ドナーのみを採用しているため、染色体異常のリスクが低く、PGT-A(着床前スクリーニング検査)を必ずしも行う必要はありません。上記の患者さまの場合、胚盤胞を検査に出すと1つあたり約2万台湾ドル(約10万円)かかりますが、9つの胚盤胞が得られたことで、最大約20万台湾ドルの費用を節約することができました。仮に検査を行う場合でも、BCランク以下のダメージを受けやすい胚盤胞や、CA/CB/CCランクで廃棄の対象となる胚盤胞には行いません。これも私たちの「誠実さ」という、目に見えない価値の一つです。
     
  2. 胚盤胞の特典:
    当院の卵子提供治療では、「移植に値する」胚盤胞を多く得ることができます。上記の患者さまの場合では、9つの胚盤胞が得られましたが、これは約2.5個の卵子から1つの胚盤胞が育つという高い培養率でした。
    当院で卵子提供治療を受けた患者さまの92%が、1回のマッチングで元気な赤ちゃんを授かることができ、またそのうち20%の患者さまは、双子または2人の健康な赤ちゃんを迎えていらっしゃいます。
     
  3. 医師の特典:
    当院の医師全員が「生殖免疫」に関する豊富な臨床経験があります。
    最初の移植で妊娠に至らなかった場合でも、何が原因だったのかを特定することができます。「薬が効かない」という特別なケースでは「投薬変更」した3回目の移植に進む方もいらっしゃいますが、2回目の移植で「適切な治療」を取り入れることにより多くの方が成功されています。

 

コメント:

1・「Good Morning」ママの受精までの状況:

融解卵子数 融解後生存卵子数 受精 胚盤胞
20個 20個 20個 9個


2.「Good Morning」ママ、2回の移植状況:

移植 1回目移植 2回目移植
未生検胚 1個 2個
ERA 実施せず 実施せず
結果 着床せず 男の子誕生

 

 

*実際の治療は医師の診断のもと行っていきます。
本文は編集当時の治療状況、及びご提案です。