卵子凍結 4つの特典
卵子凍結には特典がありますが、その魅力的な特典の背後にはどんな『落とし穴』があるのでしょう?
2024-10-01

本文を3つのタイプの方に送ります。まず卵子凍結について『まだ決めかねている』方、次に『費用を気にしている』方、最後は『既に卵子を凍結した』方です。
皆さんもご存知の通り、卵子凍結には特典がたくさんありますが、その魅力的な特典の背後に何か『落とし穴』はあるのでしょうか?今日はその点についてしっかりお話ししたいと思います。
まずは『治療の特典』についてです。これは卵子を凍結する時点で得られる特典で、目に見えない部分です。たとえば、注射の回数、再診の頻度、超音波検査や採血の回数、検査項目の違いなどで、費用に1万から6万台湾ドルもの差が生じることがあります。
具体的な例を挙げると、AMH値が3以上(卵巣機能が高い)の方は、「高刺激」の治療を行うことにより、1回の採卵手術で10個以上の成熟卵子を凍結することができるため、非常にお得です。一方、AMHの数値が0.8未満(卵巣機能が低い)方は、排卵誘発剤(注射)を使わず、内服タイプの排卵誘発剤を服用することで約2個の卵子を得ることができます。注射を投与したとしても2個しか採卵できないことがあり、その注射の費用は6万から7万台湾ドルがかかります。このような状況の場合、皆さんなら注射を打ちますか?
治療のメリット | エコ卵子凍結 | 通常の卵子凍結 | 節約(台湾ドル) |
---|---|---|---|
排卵促進剤 | 個人に合わせる | 一律高刺激 | 1~6万 |
再診回数 | 3 | 5~6回 | 時間が最も高価 |
採血 | 1回、E2のみ | 3~4回、毎回3項目 | 3,400~4,700 |
超音波 | 0~1回 | 3~4回 | 1,500~2,000 |
心のサポートプラン | 有 | 無し | 少なくとも10万 |
排卵誘発 |
個人の状況に合わせたプラン: |
次に『年齢の特典』についてです。例えば、34歳の時に11個の成熟卵子を凍結した場合、90%の確率で赤ちゃんを授かることができます。しかし、1年後の35歳で凍結する場合、同じ確率を得るためには15個の卵子が必要になります。そして卵子を採取する回数は2回が必要となり、その分費用も2倍になります。
その背景には、年齢を重ねると『卵子の質』が低下すること、そして『卵巣の機能』も減少するという影響があるため、年齢が上がるにつれてコストが自然と増加していくのです。
年齢の特典 | 31~34歳 | 35~38歳 |
---|---|---|
妊娠率90% | 11個の成熟卵子が必要 | 15個の成熟卵子が必要 |
採卵手術の回数 | 1回 | 2回 |
費用 | 1回 | 2倍 |
対応策 | 年齢を重ねる前に卵子凍結 |
最後に『心理的な特典』についてです。例えば、38歳を過ぎると卵子の『質が不安定』になり、凍結した卵子を融解する際に損傷を受けやすくなります。仮に38歳以上で卵子を凍結、43歳で融解し、赤ちゃんを授かることができなかった場合、どうなるでしょうか?自己卵子での治療が厳しい状況で『卵子提供を受ける』という選択肢を受け入れることはできますか?自分や家族を説得するのにどれだけ時間がかかることでしょう。この心理的な壁こそが最も大きな障害です。『お金では解決できない問題』は、いつも大きな課題となります。
心理的な特典 | 38歳以下で卵子凍結 | 38歳以上で卵子凍結 |
---|---|---|
卵子提供を受ける可能性 | 低い | 高い |
対応策 | 38歳以上は多くの凍結卵子が必要 |
4つ目の特典は『卵子の可能性の特典』です。これは、多くの人が『手軽さを求めるあまり』見落としがちな重要なポイントです。例えば、37歳で15個の卵子を凍結しても、融解後に得られた胚は全て培養3日目までの初期胚だったり、良好な胚盤胞(BCグレード以上)が2〜3個など数が少なかった場合、赤ちゃんを授かる確率は50〜60%に留まります。一方、融解後に4〜5個の良好な胚盤胞を得られた場合、その確率は80%に上がります。この20〜30%の差が『卵子の可能性の特典』なのです。
どのようにして各生殖センターの実績を知る?
各生殖センターの実績を知る最も簡単な方法は、Googleで検索し、どの生殖センターの『透明性が高い』か、そして定期的に『成績を公表』しているかを確認することです。これは、株を買う際に定期的に財務報告を公表しており、報告が良好な企業の株を購入すると安心できるのと同じです。例えば、台湾の台積電や聯発科、廣達、またはシリコンバレーの7大企業(Apple、Microsoft、Google、Meta、nVidiaなど)があります。反対に、成績が悪い会社の株を買うと損をしたり、最悪の場合は破産することもあります。
もし皆さんが凍結した卵子のある生殖センターの成績が良くない場合、どうすればいいでしょうか?その際には『卵子を移送』して培養室の優秀なクリニックで融解し治療を行うと良いでしょう。
実現の特典 | クリニックA | クリニックB |
---|---|---|
培養の成績 | 透明性が高い | 不透明 |
卒業率(出生率) | 公開(調べることが可能) | 公開せず |
対応策 | クリニックBからAへ移送し培養・治療を行う |
コメント:
卵子凍結の4大特典には『目に見える』部分と『目に見えない』部分がありますが、この目に見えない部分をどのように見破ることができるのでしょうか?
特典 | 治療 | 年齢 | 心理 | 卵子の可能性 |
---|---|---|---|---|
透明性 | 目に見えない | 目に見える | 目に見えない | 目に見えない |
判断方法 | HPから見る透明性 | 自分自身 | 考えの転換 | HPから見る透明性 |
当院の公式サイトでは、毎日『卒業生』の実績が公開されています。ここで言う卒業生とは、当院で胚移植を行い、無事に妊娠した方のことです。当院では、妊娠12〜14週までしっかりサポートし、『卒業証書』をお渡しした後、他の病院で妊婦健診を受けるようになります。2023年には898人のママが無事に出産し、この数は年々増加しています。累計ではすでに8,000人の卒業生が誕生しています。(注:卒業=ほぼ出産であり、誤差は僅か2%未満です)
*実際の治療は医師の診断のもと行っていきます。
本文は編集当時の治療状況、及びご提案です。