不妊治療コラム
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07 / 29 / 2019
43歲の彼女の治療方法 さらに進んだ個人化治療 PGS+ERA

 

{今年47歳の彼女に残されたのはたった一個の正常な胚盤胞。
最後の希望を胸に抱き、移植へ。果たしてその結果は...}

 

43歲で「母になりたい。」あなたならどうしますか?

もし2つある道のどちらかを選ぶとしたら、どちらを選びますか?

ひとつの道は、台湾高速鉄道(日本の新幹線)のように早く、1年後には子どもを抱くことができる道。

もうひとつの道は、努力し、3年もの時間とお金が1.5~2倍かかる道。

間違いなく大多数の方が前者の道を選択するでしょう。

だけれども、彼女の選択は他の人とは異なるものでした。

 

このような選択は、彼女は自分に厳しいことをしようとする訳ではない、

お金がたくさんある訳ではないけれど、彼女は「卵子提供はしたくない」と考えていました。

これも多くの女性が言い出せないつらい気持ちです。

最も後悔したのは、年齢の関係で間に合わなかった「卵子凍結」です。

 

43歳の女性が「母になる」ための道のりにある困難とは?

データに基づいた話をしましょう!

 

2012年、ヨーロッパの生殖医学会であるESHEREが毎月発行している生殖医療雑誌Human Reproductionには、120個の卵子があれば妊娠できると記されています。

当院の経験上、見た目がきれいな7個の胚盤胞が有った場合、1個は染色体正常な胚盤胞です。

1個の胚盤胞を移植した場合、60~70%の妊娠率、つまり2個の正常な胚盤胞があれば妊娠できるのです。

問題は、この年齢で120個の卵子をどのように探すのでしょう?

2個の染色体正常な胚盤胞を得るのは簡単ではありません。

42個の卵子が必要な上、彼女のAMH(抗ミュラー管ホルモン)の数値は0.13で、 毎回の採卵個数は1-2個。

なんということでしょう。どれだけの時間がかかるのでしょうか?

 

困難かつ多くの人が選ばない道はたいていリスクがあります。

彼女はこの道を選ぶのにものすごく勇気のある決心をしました。

「高齢で子を求めることは、8個の問題」が現れるといわれています。

 

当院では彼女のために特別に低刺激かつ自然周期での排卵促進方法を提案しました。

理由は、彼女にとって「質は量より勝る」からです。

過度の排卵促進により品質不良の卵胞が萎縮し、

卵胞数の結果により幾度も失敗を繰り返していたことがあ挙げられます。

このような計画は毎月の排卵促進剤の費用約4-5万台湾ドルを抑えることにもつながります。

彼女は1年を費やし、10回もの採卵をし、13個の卵子から5個の胚盤邦が出来ました。そのうち6回は胚盤胞に成長することはできず、移植も凍結も出来ませんでした。この問題は胚盤胞を培養する上で、最も怖いものです。

外見で人を欺き、胚盤胞がきれいに見えても、どれだけ胚盤胞に期待をしていても、15日待ち、妊娠結果が「陰性」とに変わる悲しさ。

勇気を奮い、先生にこう尋ねました「どうしてですか?」

得られる答えは一律して同じで、

「可能性として」…染色体が正常でなかったのかもしれない、移植時間が正しくなかったかもしれない、

免疫により着床に至らなかったかもしれない、炎症があったかもしれない…など。

 

このような答えが次の移植の助けになるでしょうか?

原因の真相を根掘り葉掘り探す。

原因がつかめないのに、未来に期待できるでしょうか?

「一か八か」同じ方法を繰り返し、諦めるまでただひたすら挑戦します。

 

移植から妊娠確認までが最も緊張するときです。

万が一、胚盤胞が正常でなかった場合、移植する必要があるでしょうか?

正常でない胚盤胞を移植することは、「意味のない」医療行為です。

なぜ、お互い貴重な時間を無駄にしてしまうのでしょうか?

「個人に合わせて選んだ」1つの染色体正常な胚盤胞を、「適切な移植時間」に移植することが一番大事です。

 

彼女はとても幸運でした。

13個の卵子から5個の胚盤胞になったのです。

さらに、5個の胚盤胞のうち、2個は染色体異常のない、正常な胚盤胞でした。

この結果は、今までの医学文献と私たちの経験を超える結果でした。

素晴らしい結果の陰には必ず他の人が知らない秘密ありました。

 

45歳のとき、彼女は正常な胚盤胞を1つ移植しましたが、妊娠判定は陰性でした。

同じように黄体ホルモン投与後の120時間後に移植を行っていました。

問題は、「本当にどの女性も同じかどうか 」です。

研究によると、30%の方は異なるといわれています着床の窓が132時間、144時間、あるいは108時間、96時間など。

約3人に1人の黄体ホルモン投与時間は120時間ではないため、すべての女性を同一のの時間に1つのマニュアルに従い、機械的に移植するのは、いかに愚かなことでしょう。

2016年、当院でERA検査(子宮内膜着床能検査)を開始いたしました。

陰性の判定後、1年9か月の間治療をストップし、このERA検査を受けることにしました。

結果は、1/3の特異グループである黄体ホルモン補充後144時間後の移植が最適であるという結果でした。

原因は、移植時間にありました。

最後の1個の胚盤胞を移植し、47歳の彼女は妊娠できると確信し、移植に臨みました。

結果、妊娠判定結果はβHCGは2637、2018年10月5日、健康な女の子を出産しました。

 

4年もの歳月をかけて、彼女はついに赤ちゃんを抱くことができました。

彼女はどのようにして妊娠に至ったのでしょうか?

個人に合わせた移植 PGS+ERAが「鍵」となりました。

もし、ERA検査を行わず、二度目の移植をしていたら妊娠判定は陰性に終わっていたことでしょう。

 

高齢でも13個の卵子から2個の正常な胚盤胞ができたこと、あなたはどう解釈しますか?

答えは、すべて更に進んだ個人化治療にありました。  

 

 

●関連する文章

・さらに進んだ個人化治療 ERA

 

 

賴興華 医師のコメント

 

評語圖片

 

47歲Lさん(AMH<0.13)10回にわたる採卵治療の記録:

47歲Lさんの体外受精移植の状況:


 

47歲LさんERA検査の報告書





 

 4.

出産に必要な費用は最も重要です。

5つの方法から、有効な方法がどれであるか比べてみましょう。

これは仮に設定したモデルプランです。
35歳で採卵し、15個の卵子を凍結してあるものと仮定しています。

*費用はすべて台湾ドルです。

 



 

 
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