胚移植 世界最速の判定日は何日目?
早期に妊娠判定を行うことで、「7〜10日間」の判定を待つ時間と不安を軽減。小さな命の成長過程を一緒に見守ることができます。もし妊娠指数(HCG)の上昇が緩やかであれば、それは子宮内で赤ちゃんが順調に成長していないサインかもしれません。速やかに対処する必要があります。HOW MANY DAYS AFTER BLASTCYST TRANSFER IS THE FASTEST PREGNANCY TEST IN THE WORLD?
2025-08-07

早期の妊娠判定は、多くの赤ちゃんを救うため!
移植後、何日目に結果が出るのを一番待ち望んでいますか?「判定日」は一日でも早く知りたいもの。
世界的には移植後10~14日目に妊娠判定を行うのが一般的ですが、当院が2022年から先駆けて「移植7日目の判定」を公式サイト上で公開して以来、国内外の多くのクリニックが追随しはじめています。
先日、香港の患者さま(CN 105X5X)が来院されました。タイで染色体が正常な胚盤胞を1個移植し、7日目のhCGが17.85、しかし9日目には5に低下してしまったそうです。私が「担当医は何か対処しましたか?」と尋ねると、「いいえ。あと正常胚が3個あるので、今後のサポートをお願いしたくてこちらを受診しました」と回答されました。それから間もなく、アメリカから説明会に来られた33歳の方(CN 106X3X)も、多額の治療費をかけて染色体正常な胚を1個移植し9日目のhCGは319と高かったものの、その後「化学流産」に終わってしまった、と仰るではありませんか。「赤ちゃんが目の前で消えていくような」つらさに、私は胸が締めつけられました。
4日目の判定、3つの特典で出産率が大きく変わる!
何日目の判定日が世界で「最速」かは定かではありませんが、当院最新の「移植後4日目の妊娠判定」は、「小さな命を救う」ことを目的として始まりました。数年間の実績の中で、次のような三つの大きな特典が生まれ、多くの患者さまからご支持をいただいています。
- 不安軽減の特典:
「10日」待つ時間と不安を軽減することができます。陽性の場合は早く「喜び」を感じ、陰性の場合は「早く薬を中止」することができ、精神的な負担を軽減することができます。また、残念ながら成功に結び付かなかった患者さまには、よく耳にする「確率の問題です」「次は頑張りましょう!」といった曖昧な言葉ではなく、当院では原因を究明し次回に向けた対処法をご案内します。(早く確認、早く安心!)
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伴走の特典:
着床を早期に知ることで、小さな命の成長過程を一緒に見守ることができます。もし妊娠指標の上昇が緩やかであれば、それは子宮内で赤ちゃんが順調に成長していないサインかもしれません。「免疫」や「血栓」が原因で攻撃を受けている可能性があるため、速やかに「救命処置」を開始する必要があります。(いつもそばで支えたい!)体制について:
このサポートを実現するには「専属サポートチーム」の設立が不可欠で、専任スタッフの育成には3〜5年の時間を要します。
詳しくは以下の代表的な症例として、「卒業生」8417と8499番をご参照ください。 -
救命の特典:
「着床期救命」では救命率が50%を超え、出産率は「台湾全体の平均35%」から大幅に「50%以上」へと向上しました。これは、これまで「3回の移植」が必要だった方が「2回」に減り、母になるまでの道のりを少なくとも1/3短縮できるだけでなく、費用も大幅に節約できることを示します。(全力を尽くす!)体制について:
このためには「生殖免疫医師」チームが必要です。医師は「生殖」「免疫」「血栓」の治療に精通し、少なくとも1,000例以上の成功症例の経験を持つことが求められます。その背後には充実した「ビッグデータ」と「救命のための指標」もあります。
代表的な症例として、「院外からの救命依頼」0008、0018、0019、0024番をご参照ください。
コウノトリ生殖医療センター創立25周年、絶え間ない革新で生殖医療の未来をリード
世界の生殖医療界ではこれまで数年おきに新たな技術革新が見られてきましたが、コロナ以降は目立った進展がなく、依然として「従来の方法」が使われ続けています。このままで本当に、患者さまの期待に応えられるのでしょうか?その結果、世界的に体外受精後の「出産率」は依然として約35%前後にとどまっています。
2025年、コウノトリ生殖センターは創立25周年を迎えました。これを機に、これまでに実現してきた27項目の革新的サービスを整理し、特に直近5年間で導入された8つの革新的な取り組みをご紹介します。また、「4〜7日目の妊娠判定」を参考にしている方へ、もしも担当医が『生殖免疫医(生殖・免疫に精通)』でない場合は、安易に実施しないようお伝えください。妊娠判定値が低下しても適切な処置ができず、小さな命が失われてしまうリスクがあるだけでなく、自身に「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」が残る可能性さえあるのです。日々進化する取り組みや成功例をいち早く知りたい方は、当院公式サイトにて「卒業生」をご覧いただき、ご意見・ご質問などいつでもお寄せください。
*実際の治療は医師の診断のもと行っていきます。
本文は編集当時の治療状況、及びご提案です。