コウノトリで出会った幸せ 卵子提供は最後の頼みの綱
体外受精、顕微授精をあきらめず繰返しましたが、高額の費用がかかり金銭的にも精神的にも限界が来ていました。半ばあきらめていましたが卵子提供による新しい不妊治療があることを知り、最後の望みをかけることに…
2019-06-06
結婚して子供を授かることができず、不妊治療を始め人工授精で着床ができず、体外受精、顕微授精をあきらめず繰返しました。
授精はできたが着床にいらたず治療にするにも高額の費用がかかり金銭的にも精神的にも限界が来ていました。
半ばあきらめていましたが卵子提供による新しい不妊治療があることを知りました。子供を授かることができればと思い説明会に参加しました。
高齢でも卵子提供による妊娠‧出産ができること聞き2人で話し合い望みあるかぎり台湾コウノトリでの治療を決めました。
海外での治療の為、不安もありましたが医院長先生‧スタッフの方の親切な応対により安心することきました。
3回目の移植で子供を授かることでききました。子供は授かることができますよと先生‧スタッフの方の対応‧妻の努力により妊娠することができお腹の中での成長と出産を待ちどおしく思っております。
子供は授かることができないと諦めていましたがコウノトリの医院長先生‧スタッフの方‧卵子を提供いただきましたドナー様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも多くの皆様の幸運の扉を開いていだだけるよう皆様のご活躍を願っております。
コメント
- この患者さまは治療期間中にご家族の逝去を受け、幾度もつらい思いをされましたが、そのたびに立ち上がり勇気をもって前へ進まれました。メールでのやりとりの中でいつも感じたのは、子供を授かりたいという揺るぎない気持ちが常にあることでした。その気持ちを受け、私たちも妊娠のご達成のために他にどのようなサポートができるか、どのように付き添うことができるかと考えていました。
無事に元気なお子様を出産され、心より嬉しく感じています。これからの健やかな成長をお祈りしています!
- 日本では卵子提供に関する明確な法律はない上、医学会も反対の立場を表明しているため、体外受精治療が日本での不妊治療の最後の道と言えます。しかし研究によると43歳以上の女性の場合、自己卵子での出産率は5%にも満たないことが分かっています。将来の子育てを考えるのあれば、卵子提供が最も早くご夫妻の願いを叶えることができるといえるでしょう。
- 当院での治療記録
卵子数 | 成熟卵子数 (MII) |
正常受精 (2PN) |
胚盤胞 | 移植回数 | 結果 | 残りの胚盤胞 |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 23 | 21 | 11 | 1回目/培養5日目/4AA | 陰性 | 6 |
2回目/培養5日目/4AB=4AC | 陽性・心拍確認できず | |||||
3回目/培養5日目/4AC+4BC | 男の子1人 |
*実際の治療は医師の診断のもと行っていきます。
本文は編集当時の治療状況、及びご提案です。