不妊治療コラム
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04 / 12 / 2021
あなたの幸せをプランニング  未来の卵と更に進んだ個人化治療Beyond Eggs and IVF 3.0 plus
 

 あなたの幸せをプランニング 

未来の卵と更に進んだ個人化治療Beyond Eggs and IVF 3.0 plus

幸せはプランニングできるのでしょうか。
もし、未来の幸せが予約できるなら、どんな人生を送りたいですか。
 
中国の南京からいらっしゃったFさんは、自分でプランニングした台本通りの人生を歩いて来られました。
32歳のときに卵子凍結のため来台されました。

当時、卵子の在庫量の指標であるAMHの値は3.81もあったので、2度の採卵で25個の成熟卵子を凍結保存しました。
2年後にご結婚された時、AMHの値がすでに0.8まで低下していることがわかりました。
1年間の妊活で妊娠できなかったため、35歳の年に卵子を解凍することを決めました。
幸運にも25個の成熟卵子は全て生存しており、6日間の培養により9つの胚盤胞ができました。
そのうちの5つのグレードはBBで4つはBCでした。

これらの外観がきれいな胚盤胞移植すれば成功するのでしょうか?

それは、染色体が正常かどうかで決まるのです。
外観は参考にしかならないことをよく知っている彼女は、運を天に任せたくなかったため、グレードBBの胚盤胞5つ全てを生検し、
3つをPGS検査(着床前スクリーニング)に送った結果、染色体が正常なものが2つ、モザイク型が1つありました。

このような良い結果が出た背景は卵子の年齢と深い関わりがあります。
年齢が低ければ低いほど卵子の染色体正常率は高く、統計上32歳の卵子が作る胚盤胞の正常率は60%にも上ります。
この3つは全て移植できるものであり、また全て健康な赤ちゃんが授かる可能性があります。

これまでの経験により、染色体が正常な胚盤胞を1つ移植した場合の妊娠率は60~70%にも上るということがわかっています。
しかし、モザイク型では確率はやや低くなります。
ERA検査のためだけにまた渡台するのは遠くて気が進まないとおっしゃったため、経験から公式通りにまず染色体が正常な受精卵を1つ移植しましたが、残念なことに成功しませんでした。
このような結果になったのは、他に見えない原因があると考えなければなりません。
また賭けにでることはしたくない彼女は翌月にERA検査を受けました。
その検査でわかったのは、子宮内膜の着床の窓が他の人たちとは違っており、プロゲステロンを服用後96時間で移植をしなければなりませんでした。
つまり、彼女は他の人たちより24時間も早く移植する必要があったのです。
これが1回目に成功しなかった主な原因です。
2か月後、彼女はプロゲステロンを服用してから96時間後に最後の1つである染色体が正常な胚盤胞を移植しました。
妊娠成功の指標は10,567というとても高い数字でした。三週間後に胎児の心音を聞くことができ、妊娠3か月目には妊娠の喜びを感じることができたのです。

このような美しい結末が迎えられたのにはどんな背景があったのでしょうか?

答えは、「更に進んだ個人化治療」です。
もしPGS検査をしていなければ受精卵は正常かどうかわかりません。
もしERA検査をしていなければ内膜の着床の窓の時間をどうやって推測すればよいのでしょうか?

間違った時間によい受精卵を移植しても「無駄」になるのです。

正しい時間に良いかどうかわからない受精卵を移植することは「賭け」です。
これらは全て「外観による判断」と「細胞分裂の速度」の次世代体外受精あるいはAIによる受精卵の選択に匹敵するものではなく、医学の設計による「更に進んだ個人化医療」(PP-IVF)によるものなのです。
 
未来はいつもわからないことばかりです。
未来を越えられるものは多くありませんが、卵子凍結はその中の一つです。
卵子凍結について知らない人や聞いたことがない人も多いでしょう。「もし使わなかったら」、「解凍妊娠率はどうなのか」などと心配する方は多いです。
使うかどうかは年齢と結婚したいかどうかで決まります。
もし結婚したいならば最も簡単な判断基準は年齢です。
もし35~37歳ぐらいの時期に安定して交際している相手がいなければ、38~40歳で結婚する確率は低くなります。
この時に卵子凍結をするのは正しい選択です。
そして価値も高くなります。その理由はとても簡単です。
「現段階での最小限のコスト」だからです。
実証医学で、女性は38歳から卵子の質が目に見えて衰退することが明らかになっています。
もし体外受精を受けるとなれば、費用は2倍以上も増えるでしょう。

解凍後の体外受精が心配な方は、コウノトリ生殖医療センターの2018年卵子バンクの成績を参考にしてください。
この一年で解凍した卵子7,604個のうち7,206個が生存していました。
生存率は95%にも達し、受精率は77%、胚盤胞率61%、4%の特殊な案件を除く平均値は新鮮な卵子と同等です。
体外受精が成功するかどうかは、冷凍・解凍の技術以外に3つの重要なポイントがあります。
・偏光顕微鏡を使い、正しい時間に「正確な受精」をしているか。
・「胚盤胞の培養システム」は安定しているか。
・基因診断による「更に進んだ個人化治療」を行っているか

この3つです。
もし、全ての答えがYesなら、染色体が正常な胚盤胞を1つ移植すれば80%の確率で妊娠します。
これは「未来の卵」を凍結保存するかどうかの選択の最も重要な参考指標になります。
貴重な「未来の卵」はもちろん卵子凍結技術が進んでいる今、個人の幸せは思いのままにプランニングすることができます。
体外受精もまた同じです。
今はまだ幸せを探している最中の人、あるいは出産によって仕事に影響を与えたくない人、まずは若いうちに「未来の卵」である良い卵子を凍結し、勇敢に夢を追ってみるのはどうでしょうか?

あなたにもFさんと同じような幸運(幸せな妊娠)がありますように。
*中国語で運と妊娠は読み方が同じ
 

 
 評語圖片

頼興華 医師による喜びの共有


1.2016年 Fさんは以下のように2回採卵しました


 

2.2019年 Fさん結婚後、凍結卵子を融解し胚盤胞を培養した状況

 


3.BBグレードの胚盤胞を5個生検し、
そのうちの3つをPGSに送り検査した結果






4.Fさんの2回の移植とERAの結果






 
 
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