不妊治療コラム
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11 / 22 / 2017
着床前スクリーング(PGS)

 反復性流産の傾向がみられる方、着床前スクリーニング(PGS)で染色体異常の有る胚盤胞の移植を避けることができます


健康なお子様を授かりたいと願うことは、多くのご夫婦の共通の願いです。

ですが、精子と卵子が結合する前の段階では受精卵の染色体が正常かどうかを知る術はありません。
もし、染色体に異常がある胚を移植した場合は着床に失敗するか、原因不明の流産、胎児の発育の停止などが起きる可能性があります。
現在は、着床前スクリーニング(PGS)という技術を使い移植前に胚盤胞の染色体に異常が有るかを確認することができます。
染色体が正常な胚盤胞を移植することで、妊娠率を高めることができます。
 
送子鳥(コウノトリ)生殖医療センターは最新の着床前遺伝子検査システムのNGS(次世代シークエンス技術)を用いて検査の速度、診断精度、着床率と妊娠率を向上させています。
 
*検査の目的と方法
胚盤胞となった受精卵から細胞の一部を採取して検査を行います。
胚盤胞は受精してから5~6日目頃の状態で、すでに赤ちゃんに育つ部分と胎盤になる部分にわかれています。
PGSは、胎盤になる部分の細胞を1~10細胞採取して行います。
採取した1~10個細胞の全ゲノム(WGA)を増幅して、次世代DNAシークエンサーで解析します。解析した結果によって、染色体が正常である胚を選んで移植することが可能になり、着床率および妊娠確率も向上させることができます。

*適用される対象
適用される対象者は、次のいずれかに該当する方になります。 

1、35歳以上の女性、胎児の染色体異常であることを避けようとする方。 
2、2回以上の流産を繰り返していた方。 
3、重度の男性不妊の方。 
4、体外受精反復不成功の方。 
5、夫婦のどちらか、又はその家族が染色体異常の保因者。

*検査の限界
1、胚盤胞はそれぞれ、細胞採取に耐える能力が異なるので、採取された後、生存できないリスクもあります。
栄養膜細胞の評価がグレードCとなる胚は、生検した後、着床しにくくなる可能性がありますので、このような胚は生検しないままで凍結保存することをおすすめします。
2、この検査の結果により、胚盤胞の染色体が正常であっても、胎児に他の染色体異常がないとはいえません。
尚、胚の発育と着床に影響を与える要因は多岐にわたるため、胚移植後、必ず発育を続け順調に着床することは保証しておりません。
3、この検査の結果により、すべての胚盤胞が染色体異常であり、移植できる正常な胚が一つも得らなかった場合もあります。
 
【性別の判定はできますか】
台湾の行政院衛生福利部が発布した「人工生殖法」の規定により、この検査は伴性遺伝病を除いて、性別判定には利用できません。

【卵子提供を受ける時にPGSは必要ですか?】
コウノトリ生殖医療センターでは、ドナーに対して厳格な検査を実施しています。
その中には染色体異常に対する検査も含まれています。
ですので、治療を受けるご夫婦のご主人、あるいはご主人のご家族に染色体異常の方がいない限りはPGSは必須の検査ではありません。

ただし、染色体異常のリスクを完全に避けることはできません。ですので、妊娠後には、新型出生前診断や羊水検査を行い胎児の健康状態を検査し、元気なお子様をお迎えする準備をしてください。

こちらもご参照ください。

体外受精(着床前診断)

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