不妊治療コラム
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10 / 19 / 2019
【九死に一生を得た幸せ 無精子症 卵子提供年齢】

{もう後戻りができない彼女は、毎回チャンスを逃さず、低刺激を与える方法で毎月0~3個の卵子を凍結保存(卵子収集法:採卵後凍結保存し、一定数の卵子を収集後まとめて受精させる方法)しました。
採卵の過程では、一度…}

体外受精に進むとき、奥様によく「精子の品質が悪かったら、どうなりますか」と聞かれます。
私はいつも「技術で全てを克服することができますから安心してください」と答えます。
もし、まだ心配が消えないようなら、私はこう言います。「精子があるだけいいんですよ。一番困るのは無精子症ですから」と。しかし、本当に無精子症に比べもっと厄介な状況は
ないのでしょうか。

AMHが0.4以下で、もうすぐ44歳の女性が診察に来られました。診察で、4年前に他の所で卵子を2つ凍結保存していることがわかりました。
それは、顕微鏡下精巣内精子採取術(Micro TESE)で精子が見つからず、またこれまで3度の排卵誘発でも移植も凍結もできなかった(良い胚盤胞ができなかった)ためです。
これまでの経験について色々と聞くべきではないのですが、彼女はまだ諦めていない様子だったため、10年前の医療記録を読みました。
記録からわかったことは、当時すでに結婚してから2年が経っており、ご主人が非閉塞性無精子症で診療されたということでした。
このように、すでに卵子提供を受ける年齢(43歳)であり、その上卵子の在庫量の指標も底が見えており、さらに精子を使うことができないというこのような状況では、このカードは切るに値するのでしょうか。
もし他に選択肢がないなら、どのようにすれば打ち勝つことができるのでしょうか。

各国を周遊し戻ってきたお客様は、時機を逸したことに非常に後悔されていました。
もし、34歳のときに勇気を出して精子提供を受けていたら、子どもはすでに小学3年生です。
当時、ご夫婦がどのように考えていたのかはわかりませんが、最も重要なのは、今どのような方法を採用すれば、九死に一生を得ることができるのかということです。

季刊誌 iVie(愛沐生活)27期の表紙の物語の主人公は彼女を励ますことができるでしょうか。
主人公は、日本の千葉県から来られた彼女と同年代のKさんです。
このご夫婦は、彼女と同じようにご主人が無精子症でした。
また、同じように出産と子育ての黄金期を逃してしまっていたのです。
43歳という高齢になってから1年間に9回も渡台され、合わせて7回採卵し、12個の成熟卵子を収集し、3つの良い胚盤胞ができました。
そして、2つを移植し、女の子を一人出産されました。まだ胚盤胞を一つ保存してあるので、将来また使うことができます。

では、Kさんはどのように成功されたのでしょうか?

もしかすると、一番の理由は運が良かったからなのかもしれません。
もう後戻りができない彼女は、毎回チャンスを逃さず、低刺激を与える方法で毎月0~3個の卵子を凍結保存(合卵:採卵後凍結保存し、一定数の卵子を収集後まとめて受精させる方法)しました。
採卵の過程では、一度一つも採卵できなく(空胞)無駄足になることもありました。
このように全く満足できない結果であっても、彼女はその結果を快く受け止めました。
しかし、初めての移植日当日、黄体ホルモンの薬を飲む時間を間違えたことに気が付いたのです。
貴重な胚盤胞(尊い命)を無駄にしないために、私たちはもう一度胚盤胞を凍結することを決めました。
「最善」を尽くすためなら、もう一度渡台するのも面倒なことではありませんでした。ある人はこのように言っています。
運は勇気とともにあり、予想外の場面や最後まで頑張って続けたときに現れるものだ。私たちは、勇気と最後まで頑張る力を与えることができません。
他の方々の成功例から励ますことしかできないのです。予想外の(枠を超えた)場面は、私たちの強みでもあります。
様々な困難がある個別の案件を発展させできた「患者様に合わせた体外受精治療(PP-IVF)」は更に欠かせないものになっています。

もしかしたらあなたは、Kさんはこんなに高齢なのにどうして「胚盤胞収集法(採卵後受精させ、胚盤胞にしてから凍結保存する方法)」とPGS(着床前スクリーニング)ERA(子宮内膜着床能検査)を併せて行わないのかという疑問を持つかもしれません。
理由はとても簡単です。精子バンクの精子が7回も受精をするには足りなかったので、「卵子収集法(採卵後凍結保存し、一定数の卵子を収集後まとめて受精させる方法)」を採用するしかなかったのです。
一般的に、「
卵子収集法」は更に難しい方法です。
特殊な設備と技術があってこそ、凍結していない卵子と比べて、卵子融解時の生存率・受精率・胚盤胞になる確率が同等になるのです。
また、PGSを行わなかった理由は、お客様が費用について考慮されたこと、そしてERAを行わなかった理由は、当時はまだこの検査がなかったということです。

世界を周遊されたこちらのお客様も「自然周期」(排卵誘発剤を使用しない)でその周期の最も優れた卵子を採卵し凍結保存後、「着床前スクリーニング(PGS)」と「子宮内膜着床能検査(ERA)」を併せて行いました。つまり、更に進んだ個人化治療と呼ばれるものが彼女に奇跡を起こしたのです。

幸せは選ぶことができるものなのでしょうか。
できない時もありますが、多くの場面で選ぶことができます。
恋愛中のあなたは、パートナーが無精子症であるかどうかを事前に知ることができません。もし知ったとしても愛の宿命から逃れることはできないでしょう。
しかし、結婚後に子どもを持つか持たないか、いつ産むのか、どんな方法でどこで産むのか、精子バンクを利用するのかどうかは選ぶことができます。

最も困難な状況とは、選択が遅すぎること、そして歩む道を間違えることなのです。

 
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