不妊治療コラム
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07 / 17 / 2019
47歳で自己卵子による龍鳳胎(男女の双子)は どのように授かったのでしょうか?

47歳という高齢であなたは子供を望む勇気はありますか?


 
 
もし思いがけず龍鳳胎(男女の双子)が生まれたなら、おそらく卵子提供を受けたと「疑われる」でしょう。
ますます多くの出産適齢期を逃した女性が急いで子供を生もうとする場合、
どのように選択したらよいのでしょうか?
 
より重要なのは…
この年齢ではどのくらいの時間がかかり、費用はいくらかかるのか?ということです。
 
実のところ私は43歳以上の方が自己卵子による体外受精をすることに賛成ではありません。
その理由は、成功率が低く時間も費用もかかるためです。
 
まず卵子の提供は最初の選択肢となります。
問題なのは「あなたは気軽に第三者から卵子提供を受けることができますか?」ということです。
仮に、答えがいいえであった場合、Plan Bはどうなるでしょうか?
このような板挟みに直面した患者さんに私はよく
 
「あなたに覚悟と忍耐力はありますか?」と尋ねます。

 
もし答えが「はい」であれば、私は卵子提供を受けるまでのラストワンマイルを患者さんと完走するのです。
約束を果たすため、私は子供を望むのが若い方の場合、卵子がいくつあれば子宝に恵まれるのかを計算します。

 
40歳以上の場合、胚盤胞がいくつ必要か、又はより正確に、染色体の正常な胚盤胞が1~2個必要であり、
そこから予測して正常な胚盤胞を1~2個作り出すにはいくつの卵子が必要になるかを患者さまに伝えます。同時に、患者さんにストップ・ロスポイントを知らせるのです。
これがPP-IVF(個人に合わせた治療方法)です。

 
人生にはどうにもならないことが数多くあります。
誰がこのように美しい彼女が40歳を過ぎてようやくMr.Rightに出会うことを予想できたでしょう。
この時ようやく若い時に最も重要なことをし忘れてしまったことに気付くのです。
それは「卵子凍結」です。
この年齢の場合、自分の卵子で妊娠するにはさらに進んだ個人化治療(PGS+ERA)を行います。
彼女は1年半の間に23回、44個の採卵を行い、胚盤胞を11個作り出しました。
うち6個の外観が良いもの(BBグレード以上)にPGS検査(着床前遺伝子スクリーニング)を行いました。
不幸にも5個は染色体に異常があり、1個は検出できませんでした。
PGSを行っても移植できる正常な胚盤胞がない場合、どうしたらよいのでしょうか? 

 
やむを得ず、残っている5個のBCグレードの胚盤胞(PGS未検査)と検出できなかったものを加えた計6個を2回に分けて移植するしかありません。
あなたはおそらくなぜ1年半で23回も採卵できるのかという疑問をもったことでしょう。
まさにその通りです!

 
真面目な彼女は時に1ヶ月のうち2回採卵をしていました。
これが「二回採卵」です。これは卵子の少ない人(AMH0.8以下の方)が子供を授かるまでにかかる時間を短縮するために生み出した採卵方法です。

 
やっとの思いで採取した胚盤胞に、なぜERA(子宮内膜着床能検査)を行わない訳があるのでしょうか?
結論はまさに予想の通りで、着床の窓がERA132時間と一般の女性と異なっており、この期間に一回目の移植ですぐに妊娠したものの、残念なことに胚は成長を続けられないまま染色体異常となってしまったものと考えられます。

 
二回目の移植では残り3個の胚盤胞を移植し、妊娠検査のβーHCGの数値では2635という高数値に達していました。
この数値は素晴らしいものでしたが、実際にはあまり喜べないのは、胎児の染色体が正常かどうかがわからなかったからです。 
羊水検査により、龍鳳胎(男女の双子)であることを知り、彼女はおそらく「台湾で最も高齢の47歳で自分の卵子による龍鳳胎(男女の双子)を授かった」のだと私は喜びました。

 
しかも、2011年に47歳で自己卵子による体外受精で妊娠した患者さん(新北市淡水区出身)のコウノトリ記録を更新したのです。
培養士の方々の使命感、そして神様に感謝します。
最も讃えるべきは、勇敢にも最後まであきらめずに治療した彼女とそれを支えた方です。

 
幸せに満ち溢れた妊娠の背景には、つらい治療の数々があります。

 
彼女の妊活の経緯を振り返ると、数多くの「もしも」がありました。
もしも10年前に彼女が「卵子凍結」を迷わなかったら、もしも「夫」に出会っていなかったら、もしも神様の助けがなくPGSを行っていない胚盤胞がすべて染色体異常であったら、もしもBCグレードの胚盤胞(PGS未検査)に無理にPGSを行い、最終的に流産してしまっていたら、もしもERAを行わず間違った期間に移植し、23回の採卵が全て無駄になってしまっていたら…それぞれの仮定の背景にある「見えざる」思いはどうなっていたでしょうか? 
高齢の43歳以上ではどのくらいの時間を必要とし、費用はいくら必要となるでしょうか?このような疑問の場合、どう尋ねれば答えが得られるでしょうか?

 
私の回答は、「まず問題を正しく質問すれば良い」ということです。その理由は、正しい質問して初めて正しい道が見つかるからです。
正しい道で努力して初めて実現できるのです。
多くの人が最もよく質問するのは、「一回移植するのにどこが最も安いのか?」ということです。
非常に専門的なものは表面的な比較をすることはできません。なぜなら数多くの「見えざる」内容が日の目を見ていないからです。
私がお会いしたことのある妊娠しやすい方々からは一様にこのように聞かれます。

 
「子供を授かるにはどこが一番安いのですか?」

 
その違いはここにあります。一つは「回数で費用を計算する」という、ただ移植をしたいだけで必ずしも子供を授かる覚悟があるわけではない場合。
もう一つは、「baby」を分母、費用を分子として、病院側と患者さん双方の目標が一致していて、皆に子供を授かる覚悟がある場合です。
コウノトリの患者さんの多くは後者にあたります。

 
嬉しさの余り、神様に一番言いたいのはこの言葉です。

 
ほんとうにどうもありがとうございました!



 
  1. 47歳Yさんの23回に及ぶ採卵状況:
 
  1. 47歳Yさんの自己卵子による体外受精を使った2回の移植状況: 
 
  1. 47歳のYさんのERA結果によるとプロゲステロンの浸透時間は132時間であり、
   一般の方の120時間と異なります。



 
4.子供を授かるためにかかる費用はとても重要です。
ここで子供を授かるための3つの方法のうち、
どれがお得なのか比較してみたいと思います。
 
これは下表の「予測費用モデル」で比較しています。
15回目の採卵までで計算しているのは、16回目からは全て移植も凍結も行っていないからです。
また、彼女は35歳で一度採卵を行い、
15個の成熟卵子を凍結していると仮定しています。
 
(以下の費用はニュー台湾ドル表示です)


 








 





 

 
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