不妊治療コラム
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07 / 24 / 2018
卵子提供+着床前スクリーニング(PGS)+子宮内膜着床能検査(ERA)~更に進んだ個人化治療

 卵子提供+着床前スクリーニング(PGS)+子宮内膜着床能検査(ERA)

卵子提供による不妊治療も、若い女性ドナーの卵子を使えば必ず高い成功率が約束されるというわけではありません。
不妊の原因や患者様の身体の状況は皆様それぞれ違いがあり、画一的な治療を提供しているだけでは、高い成功率は望めません。

2015年から2017年の過去3年間における日本からの患者様の卵子提供治療成績は、患者様の平均年齢は44.5歳(早発閉経やターナー症の方も含みます)、
治療を受けた方の約9割の方が妊娠されています。

ここでは、当院が取り組んでいる成功率を高める為の更に進んだ個人化治療についてご紹介いたします。
現在、コウノトリ生殖医療センターの卵子提供では以下の方式や検査を実施することにより、患者様おひとりおひとりの状況に合わせた治療を提供して出産率を高めています。

○卵子提供
○着床前スクリーニング(PGS)
○子宮内膜着床能検査(ERA)


 

〇卵子提供           


一般的に、女性は高齢になるほど妊娠率/出産率が低下していきます。
その原因の一つが、卵子の老化が引き起こす染色体異常にあります。

男性の精子と違い、卵子の元になる細胞を持って産まれる女性の身体では新たに卵子が作られることはありません。
そのため、年齢と共に卵子も老化していきます。
高齢女性の不妊の原因の多くは、卵子の老化が引き起こす染色体の異常です。
35歳を超えると妊娠率は目立って低下をはじめ、流産率は上昇していきます。
42歳を超えると、体外受精を実施しても成功率は僅か数%まで下がってしまいます。
この状況で体外受精を繰り返し行っても、お子様を授かれる確率は非常に低いと言えます。
 

卵子提供なら、高齢不妊や早発閉経の方でも妊娠出産が可能です。

卵子の老化を解決するための方法が、若い女性ドナーから卵子の提供を受ける卵子提供による不妊治療です。
若い卵子を使うことで、卵子の老化による影響を受けず体外受精の成功率の改善が可能です。
また、早発閉経やターナー症などご自身の卵子を用いた妊娠が困難な方も、子宮の状態を整えれば妊娠/出産が可能です。
コウノトリ生殖医療センターの臨床結果では、卵子提供を受けた方の妊娠率と出産率は35歳未満の方と同等かそれ以上で、35歳以上の成功率を大きく上回る結果になっています。

〇ドナーについて
卵子の老化による問題を大きく改善できる卵子提供ですが、若い女性のドナーなら必ず高い効果が得られるというわけではありません。
ドナーの卵子の質も重要になります。

台湾の卵子提供は2007年に施行された人工生殖法に基づく形で管理運用されています。
当院は法律が施行された2007年より卵子提供に携わっている数少ない生殖医療機関です。
その長年の実績と、口コミによる評判から毎年3,000名を超えるドナー登録申請をいただいていますが、当院のドナー審査を通過できるのは約7.5%だけです。
ドナーの審査には法律で定められた検査を実施する必要がありますが、当院は政府の既定よりも多くの項目を検査し、基準値も厳しく設けています。
大切なのはドナー数だけではなく、皆様がお子様を授かれること。
これが、当院卵子提供に対する考えです。

卵子提供のドナーは、どの様な検査を受けますか?
 

〇着床前スクリーニング(PGS)  


着床不全や流産の原因として、胚盤胞(受精卵)の染色体異常が挙げられます。
着床前スクリーニングを行えば、移植を行う前の段階で胚盤胞の染色体本数異常の有無を調べることが可能です。
新型出生前診断や羊水検査でも、お腹の中の赤ちゃんの異常を知ることはできます。
しかし、移植前に検査を行い異常のある胚盤胞の移植を避けることができる着床前スクリーニングと、移植後に行う他の検査は大きく異なります。
 

習慣性流産の方も、着床前スクリーニングなら異常胚の移植を避け流産の確率を下げられます。

染色体が正常な胚盤胞を移植することで妊娠率を高めると共に、21トリソミー(ダウン症)や18トリソミー(エドワーズ症候群)などの先天的な異常を高確率で避けることができます。
妊娠後の流産という、ご夫婦にとって非常に辛い事態が発生する確率を少しでも下げることができます。

当院で実施している着床前スクリーニングは次世代シークエンス(Next Generation Sequence-NGS)と呼ばれる最新の技術を用いています。
従来のPGSよりも更に詳細に染色体の検査を実施することが可能です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

着床前スクリーニング(PGS)
モザイク型染色体異常(mosaicism)は移植できますか?

当院の臨床結果では、PGS実施済みの胚盤胞と未実施の胚盤胞での妊娠率の差は30代半ばで約15%、30代後半では約25%、40代では約40%の差が見られました。

しかしながら、卵子提供による治療の際は若いドナーの卵子を利用しているため卵子の老化による染色体異常に対する懸念は決して高くありません。
以前に辛い流産を経験していて、流産の可能性は少しでも取り除きたい方、習慣性流産の兆候が見られる方。
あるいはご主人の家族側に遺伝性の疾患が見られる、などの場合を除いて当院は卵子提供の際の着床前スクリーング(PGS)は必ずしも必要ではないと考えています。
 

〇子宮内膜着床能検査(ERA)   


当院では、26年に及ぶ長年の臨床結果や世界中の医療従事者や研究者の手で書かれた論文のデータを基に胚盤胞の移植タイミングを生理の18~20日目と定めています。
しかし、一部の患者様は着床に最適なタイミング(着床の窓が開くタイミング)が異なっています。
例え質の良い卵子を用いた胚盤胞、着床前スクリーニングで染色体異常の無いことを確認した胚盤胞であっても、子宮内膜が着床を受け入れる状態ではないタイミングで移植をしてしまっては妊娠は困難です。
個人差がある着床の窓が開くタイミングを調べるために、当院では子宮内膜着床能検査(ERA)と呼ばれる検査を実施しています。

ERA (Endometrial Receptivity Analysis) は子宮内膜細胞の236種のDNAを検査して、プロゲステロンの補充から何時間で着床に最適なタイミングが訪れるかを調べる検査です。
2015年から登場したこの検査も、患者様お一人お一人に合わせた不妊治療を支える技術として当院で行うことが可能です。
成長度合いに問題がない胚盤胞を複数回移植しても妊娠ができなかった場合、着床前スクリーニングにより染色体異常のないことを確認した胚盤胞を移植しても妊娠できなかった場合など、当院ではERAの実施を推奨しています。
着床に最適なタイミングを検査で調べ、その時間に合わせて移植を実施することで着床率を高めることができます。

詳しくは、こちらもご覧ください。

子宮内膜着床能検査(Endometrial receptivity analysis,ERA)とは?
子宮内膜着床能検査(ERA)
更に進んだ個人化治療-ERA(1)
更に進んだ個人化治療-ERA(2)

当院は、これらの検査を通してお子様の健康と出産率を重視した卵子提供を提供しています。
長年不妊治療を続けてもお子様を授かれていない方、何度も流産を繰り返して辛い思いをされている方、是非一度当院にお問合せください。

メールや電話でのお問合せは日本語で対応可能です。
医師との問診や移植の際も日本語の通訳があなたのそばに常に付き添います。安心して、ご相談ください。

コウノトリ生殖医療センター
メール:jp_service@icryobank.com
Line@:@kounotori_jp
お電話:+886-3-573-5292

日本説明会はこちら。
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