高い成功率
子宝を祈る あなたと私の物語
07 / 18 / 2016
愛さえあれば怖くない

多くの人は、一日に同じことを何回も繰り返し話すのを面倒なことと感じるでしょう。

私の大学時代にこんな先生がいました。
一般教養科目の教授で、同じことを何度も話したくないために、授業の内容を録音し、授業の時間になるとその録音を流していました。
学生の反応も気にせず、終わりの鐘が鳴るまで自分の好きな事をしているのです。
コウノトリ生殖医療センターでは、このようなことは決して起こりません。
私は多くの時間をお客様との相談に費やしています。
なぜなら、同じ治療内容でも違う人に話せば、当然それぞれ異なる反応があるからです。
治療内容を十分に理解していただくことで、治療の過程での負担をできる限り減らすこと、これが私の一番の目的です。

ある夏の夜、一人の男性がやってきました。
リュックを背負い、リラックスした格好でソファーに座り、担当者を待っていました。
カルテを見ると、アメリカ在住のこの男性は精子提供を受ける登録に来たのでした。
この人は特別だと私は思いました。
それは普段男性が一人で来るというのは滅多にないからです。
ほとんどの男性は奥様が付き添って来るか、さもなければ本人が同意書にサインをする時か実際に手術をする時まで現れません。

この男性の話を聞いたところ、彼の問題は特殊な染色体変異「AZFc」、すなわちY染色体欠失であることが分かりました。
人間のY染色体上にある3つの領域が精子形成障害と関係があるとされており、この領域はazoospermia factors(無精子症因子)と呼ばれ、それぞれAZFa、AZFb、そしてAZFcの3つに分かれます。

一般的に、欠失がAZFa、AZFbの両方またはどちらか一方にある場合、臨床では重大な精子形成障害とセルトリ細胞唯一症候群(Sertoli cell only syndrome)の発生率が高いと言われています。
またAZFbとAZFcは精子形成の他の過程と関係があり、男性の約4000人に1人の割合で欠失が発生します。

この男性の場合は2年間子供が授からず、2009年に自身の不妊症が発覚しました。
そこで夫妻はすぐにアメリカから台湾に帰国して精子提供を受けることにしました。
とてもおおらかなこの男性が精子ドナーへの条件として重視したのは「健康であること」だけでした。
幸いコウノトリの精子バンクですぐにドナーが見つかり、同じ年のクリスマスには奥様は台湾に帰国して体外受精の準備を始めました。

血中ホルモン、子宮卵管造影検査といった体外受精治療前の一連の検査や処置を終え、翌年の夏休みに治療を開始しました。
採卵手術も無事に終わりましたが、30個もの卵子を採取したため、卵巣過剰刺激症候群「OHSS」が発生するリスクへの対策も必要でした。
そのため医師がご夫妻と相談した結果、受精卵を凍結し、次回台湾に帰国したときに受精卵を解凍して移植することにしました。
こうすることで、奥様の身体への負担を軽減し、またご夫妻が一時的にアメリカへ戻って気持ちをリフレッシュして赤ちゃんを迎える準備ができるようにしました。
これらも全て安定した卵子凍結技術があればこそなし得ることです。

早くも2回目のクリスマスが訪れ、帰国したご夫妻は2個の胚盤胞の移植を行いました。
ご夫妻の台湾の実家では家族が深い愛情をもって二人を見守っていました。
2週間後無事に妊娠に成功し、その後胎児の心拍も確認されました。

ご夫妻は出産の準備のため、アメリカへ帰ることになりました。
最後の問診の時、こっそり男性に問いかけました。
「男の子か女の子どちらがいいですか」男性は自信満々にこう答えました。
「どちらでもいいです!男の子だったらゴルフを習わせます。女の子だったら、やっぱりゴルフを習わせて第二のヤニ・ツェンにします!」これをきいた奥様の笑顔はとても素敵でした。

今年の初め、奥様の出産の記録が本院に届きました。
なんと可愛い双子の女の子を出産したのです!写真にはかっこいい服装でサングラスをかけた赤ちゃんが写っていました。
奥様のお母様に連絡をしたところ、ちょうどアメリカで産後の手伝いを終えて帰国されたところでした。
お母様も二人の元気なお孫さんが誕生し、これほど喜ばしいことはないとおっしゃっていました。

実は本院ではこのようなケースは珍しくありません。
精子に起因する不妊症も適切な治療を行えば妊娠できる可能性は大いにあります。
台湾の人工生殖法も成立してすでに何年も経っており、精子提供も合法的に受けることができます。
コウノトリ生殖医療センターでは数々の不妊症の問題を克服できる技術を有しており、この話の男性のように、難しいDNAや遺伝などの意義にこだわらず、心を開いて治療を受けることができれば、少ない来院回数でも新しい命を授かることができるのです。
コウノトリ生殖医療センターの精子バンクはいつでも対応できる体制を整えています。
お悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

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