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子宝を祈る あなたと私の物語
01 / 09 / 2019
43歳の彼女の治療方法(後編) 

-更に進んだ個人化治療 PGS+ERA-



今年47歳の彼女に残されたのは、たった1個の正常な胚盤胞。
確信と最後の希望を胸に抱き、移植へ。果たして妊娠の結果は….(2018年11月22日  頼興華医師)




 
彼女は1年を費やし、10回もの採卵をし、13個の卵子から5個の胚盤胞ができました。
そのうち6回は胚盤胞に成長することはできず、移植も凍結もできませんでした。
この問題は胚盤胞を培養するうえで最も怖いものです。
外見で人を欺き、胚盤胞がきれいに見えても、どれだけ胚盤胞に期待をしていても、15日待ち、妊娠結果が「陰性」とに変わる悲しさ。
勇気を奮い、先生にこう尋ねました「どうしてですか?」
得られる答えは一律して同じで、
「可能性として」…染色体が正常でなかったのかもしれない、移植時間が正しくなかったかもしれない、
免疫により着床に至らなかったかもしれない、炎症があったかもしれない…など。
 
 
根本の原因の真相が掴めないような回答で次の移植の手立てになるはずもありません。
 
 
原因がわからないのに、未来に期待できるでしょうか?
同じ方法を繰り返し、「賭け」をし、諦めるまでただひたすら挑戦します。
 
 
移植から妊娠確認までが最も緊張する時間です。
万が一、胚盤胞が正常でなかった場合、移植する必要があるでしょうか?
正常でない胚盤胞を移植することは、「意味のない」医療行為です。
 
 
なぜ、お互い貴重な時間を無駄にしてしまうのでしょうか?
「個人に合わせて選んだ」1つの染色体正常な胚盤胞を、「適切な移植時間」に移植することが一番大事です。
 
 
彼女はとても幸運でした。
13個の卵子から5個の胚盤胞になったのです。
さらに、5個の胚盤胞のうち、2個は染色体異常のない、正常な胚盤胞でした。
この結果は、今までの医学文献と私たちの経験を超える結果でした。
素晴らしい結果の陰には必ず他の人が知らない秘密ありました。
 
 
45歳のとき、彼女は正常な胚盤胞を1つ移植しましたが、妊娠判定は陰性でした。
同じように黄体ホルモン投与後の120時間後に移植を行っていました。
問題は、「本当にどの女性も同じかどうか 」です。
研究によると、30%の方は異なるといわれています着床の窓が132時間、144時間、あるいは108時間、96時間など。
3人に1人の黄体ホルモン投与時間は120時間ではないため、すべての女性を同一のの時間に移植するのは、いかに愚かでしょう。
 
 
 
2016年、当院でERA検査(子宮内膜着床能検査)を開始いたしました。
陰性の判定後、1年9か月の間治療をストップし、このERA検査を受けることにしました。
 
結果は、1/3の特異グループである黄体ホルモン補充後144時間後の移植が最適であるという結果でした。
原因は、移植時間にありました。
 
最後の1個の胚盤胞を移植し、47歳の彼女は妊娠できると確信し、移植に臨みました。
結果、妊娠判定結果はβHCGは2637、2018年10月5日、健康的な女の子を出産しました。
 
 
 
4年もの歳月をかけて、彼女はついに赤ちゃんを抱くことができました。
彼女はどのようにして妊娠に至ったのでしょうか?
個人に合わせた移植 PGS+ERAが「鍵」となりました。
もし、ERA検査を行わず、二度目の移植をしていたら妊娠判定は陰性に終わっていたことでしょう
 
 
高齢でも13個の卵子から2個の正常な胚盤胞ができたこと、あなたはどう解釈しますか?
 
答えは、更に進んだ個人化治療にありました。  
 
 
 
●関連する文章
 
 
賴興華 医師のコメント
 
評語圖片
 
 
 
 
47歲Lさん(AMH<0.13)10回にわたる採卵治療の記録:
 
 
47歲Lさんの体外受精移植の状況:
 
 
 
 
47歲LさんERA検査の報告書
 
 
 
 
 
 
出産に必要な費用は最も重要です。
5つの方法から、有効な方法がどれであるか比べてみましょう。
これは仮に設定したモデルプランです。35歳で採卵し、15個の卵子を凍結してあるものと仮定しています。
*費用はすべて台湾ドルです。
 
 
●費用の比較
 
 
 
 
<医師のコメント>
 
1. 仮に、Lさんの着床の窓が120時間だった場合、上記の図表が成立します。
   ただ、Lさんは一般の方と異なる144時間でしたので、体外受精+PGS+ERA以外の可能性、すべて成立できません。
 すべてが無駄になってしまう他に、卵子提供費用53万台湾ドルがかかってしまいます。
 
2. もし、5組とも先にERA検査をする場合、他の4組は49,000万台湾ドルの追加費用がかかります。
結果、更に進んだ個人化治療(体外受精+PGS+ERA)が費用を抑えられる計算となりました。

3. Lさんがかかった合計費用は77万6000台湾ドルです。
そのうち、2回の採卵+胚培養+移植+2つの胚盤胞のPGS費用、約29万9000台湾ドルは無駄となってしましました。
原因として、最初からERA検査を受けなかったことが挙げられます。
 
 4.最も費用が抑えられる方法は、若いうちに卵子凍結をしておく方法です。
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